2016年12月30日金曜日

MPC Essentials

MPK mini mk2などakai製品に付属してるMPC Essentials。
MPC softwareと比べると機能がかなり制限されていて使う必要性を感じなかったのですがDAWでプラグインとして使用する際に自分の用途に合わなかったので、試しにインストールして使ってみました。




MPC Essentialsのマニュアル

使う上でマニュアルを見ないと使えない機材はクソだとか、見るのが面倒くさい等、色々考えがありますが無いよりはあったほうがいいかと思います。

しかし、PC内を探しても日本語のマニュアルなくない?て、なりました。
じゃあ日本語のマニュアルはどこにあるの?てなりますね。

日本のakaiサイトのサポートのページからマニュアル・ダウンロードへ行きMPC ELEMENTのリファレンスマニュアルにMPC Essentialsのマニュアルが含まれています。


使用感

スタンドアローンでMPC Essentialsを起動して思ったのがMPC ren、studioでネイティブに動作するように設計されていてmidi learnとかノブにパラメートをアサインをする方法ありません。
なので汎用midiコントローラーのMPK mini mk2ではノブは使えません。PCの画面をマウスなどで操作が前提になります。

他に気になる点としてMPC softwareでは1シーケンスに128トラックがあるに対しMPC Essentialsは1シーケンスに1トラックとシンプルな構成になっています。
PADバンク、PADミュートを駆使して曲を作る事になります。

DAW上でプラグインとして使うとどなるでしょう。
MPC softwareでは、1個しか起動出来なかったのが複数起動出来ました。

 



この違いはDAWを軸に音源として使うには大きいアドバンテージがあります。
DAWで打ち込みをしたイベントデータを編集するときにぱっと見たときわかりやすくなり、構成変更、別パターンを作るのに曲の全体像が把握しやすくなりました。


プラグインで使用する事により使えなくなった機能、注意点

1.サンプリング
MPCと言えばサンプリング。オーディオインターフェースからサンプリングが出来なくなりました。これは大きなデメリットです。
*MPC内のリサンプリングは可能

















2.プログラムの扱い
起動してるトラックごとにプログラムを読み込ませないとならない。

例:3トラック分のMPCを起動してるとして、1トラックのMPCにドラムのプログラムをロードしても2、3トラックのMPCにはロードされていない。

3.スタンドアローンが起動出来ない
プラグインとして使ってるときは、スタンドアローンでは起動出来ませんでした。
MPC software、Essentialsの同時起動も出来ません。

他にもあるかもしれませんが私が気付いたの以上です。

曲を作る一例としてスタンドアローンでサンプリング、曲の骨組みを作りDAWでブラッシュアップして仕上げる。て流れでしょうか。

MPC、DAWともに得手不得手な事があります。どんなやり方をしていても自分の思い描いている作品が出来る手がかりになれば幸いです。